あどけない話

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Haskell でグローバル変数が欲しい理由

nobsun さんよりグローバル変数というトラックバックを頂いたので、お答えします。

直前にあるコード例では、「処理結果(cflag など)を下位の関数にずっと渡していかないといけない」部分が省略されているようでよくわからない。

たとえば、UNIX の od コマンドでは、-c オプションで ASCII 表記になります。それをunsafePerformIO なしで実装すると、僕だと以下のように書いてしまいます。

main = do argv <- getArgs
          let cflag = "-c" `elem` argv
          putStr $ func1 cflag

func1 cflag = func2 cflag

func2 cflag = func3 cflag

func3 cflag = func4 cflag

func4 cflag = if cflag
              then "ASCII string"
              else "HEX string"

別の方法としては、func4 内で getArgs を使い、func4 の型を IO String にすることですが、すると func1 〜 func3 までが全部 IO に侵されてしまいます。

僕の頭が C に毒されているだけで、もっとちゃんとした方法があるのかもしれませんね。