あどけない話

Internet technologies

DMD

プログラミング言語Dのホームページを久しぶりに読んでみると、Mac 用のDMDがリリースされていて、びっくりしました。早速、インストールしてみましたが、インストール方に書かれている内容があまりにも適当なので、僕がやった作業を書き記しておきます。

設定ファイルの作成

ライブラリなどは /usr/local/d にインストールすることにして、以下のような /etc/dmd.conf を作成します。

[Environment]

DFLAGS=-I/usr/local/d/phobos -I/usr/local/d/druntime/import -L-L/usr/local/d/lib

コマンドのインストール

dmd/osx/bin の dmd, dumpobj, obj2asm を適当なディレクトリにコピーします。

% cd $ANYWHERE/dmd/osx/bin
% sudo cp dmd dumpobj obj2asm /usr/local/bin

ライブラリなどのインストール

dmd/osx/lib を /usr/local/d にコピーします。

% cd $ANYWHERE/dmd/osx
% sudo cp -r lib /usr/local/d

dmd/src/druntime と dmd/src/phobos を /usr/local/d にコピーします。

% cd $ANYWHERE/dmd/src
% sudo cp -r druntime phobos /usr/local/d

動かす

dmd には "-l" オプションはありませんし、アーカイブの拡張子は ".a" に限定されています。そこで、Mac の ".dylib" をリンクするには、作業ディレクトリからリンクしたいライブラリへ、".a" という名前でシンボリックリンクを張る必要があります。