あどけない話

Internet technologies

2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Software Design の Firemacs 解説記事

Software Design 2009年1月号に「Firemacs で Emacs 風ブラウジング」という記事を書きました。「Firefox 徹底カスタマイズ術」という特集の中です。よかったら読んでみて下さい。Software Design (ソフトウエア デザイン) 2009年 01月号 [雑誌]出版社/メー…

実践的な Haskell の本

Perl6 は何年経っても正式にリリースされません。そんな Perl6 を Audrey Tang さんは、たったの数ヶ月で作りました。その実装は Pugs と呼ばれています。短期間の開発を可能にした秘密兵器は Haskell です。その Audrey さんが、2006年に日本で Haskell に…

今日のFiremacs

やる気が出たので Firemacs をハックしています。今日の目玉は、これ。 C-xC-s で選択した文字列を web 検索 web 検索バーを利用する C-xC-a で選択した文字列(住所)を Google Maps で検索 前者はメニューで実現されているけど、後者は世界初だったりして(ま…

改正迷惑メール対策法に関するQ&A

すでに旧聞に属しますが、IAjapan が「改正迷惑メール対策法に関するQ&A」を公開しました。改正された特定電子メール法と特定商取引法が2008年12月に施行されることを受けて、IAjapan は11月5日に「第6回迷惑メール対策カンファレンス」を開催しました。…

Real World Haskell

9月に注文して、ようやく今日届きました。Real World Haskell: Code You Can Believe In作者: Bryan O'Sullivan,John Goerzen,Donald Bruce Stewart出版社/メーカー: O'Reilly Media発売日: 2008/12/05メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 78回この…

ダイヤモンドがお好きなら

以前紹介した「ダイヤモンドがお好きなら」の曲がアレンジされたそうです。航海の写真も GIF アニメになっていますね。

最高のHaskell入門書

輪講で「Programming in Haskell」をようやく読み終えました。この本は、最高のHaskell入門書といって間違いないでしょう。Programming in Haskell作者: Professor Graham Hutton出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2007/01/18メディア: ペ…

珠玉のリスト・プログラミング

僕は Haskell を知るまで、再帰に関しては、もう学ぶべきことはないと思っていました。しかし、繰り返しさえ再帰で実現しなければならない純粋関数型言語に触れてはじめて、再帰の深淵を見た気分になりました。以下、Programming in Haskell から 3 つ問題を…

モナド則三度

「モナド則再び」で書いた「モナド則1」は何の訳に立つのかという問題ですが、"Monads for functional programming" に答えが載っていました。以下のような加算機を考えます。 data Term = Con Int | Add Term Term data M a = M a deriving Show instance M…

とりとめのないパーサー談義

パーサーに関して、調べたことと疑問を書いておきます。パーサーに詳しい人に答えて頂けると、とても嬉しいです。チョムスキー階層によれば、以下のような関係が成り立ちます。 正規文法 それで、文脈自由文法の中は、こういう関係が成り立ちます。 LL法 GLR…