あどけない話

Internet technologies

第六回迷惑メール対策カンファレンス

第六回迷惑メール対策カンファレンスチュートリアルの講師を務めました。参加者のみなさん、ありがとうございました。関係者のみなさん、お疲れさまでした。

主催者側の手前味噌の評価で申し訳ありませんが、たくさん質問が出て盛り上がったと思います。イベントでは、通常なかなか質問が出ませんが、今回成功したのは、以下の理由からではないかと推測します。

  • 迷惑メール対策の中でも法改正に焦点を絞った
    • そのおかげで客層のバラツキがなくなった
    • チュートリアルは技術も入れるという案を退けて、法律のおさらいを強く押してよかったです。言い出しっぺの法則で、僕が講師をやることになった訳ですけど。。。
  • チュートリアルでは、法律の初心者を突き放さないよう考慮した
    • 「あ、私でも質問していいんだ」という雰囲気作りができたと思う
  • マイクの前に立つのをためらう人のために、紙で質問できるようにした
    • 結果、80枚ぐらい提出して頂いた
    • 量が多かっただけでなく、質問の質もコントロールできた

午後のセッションを簡単にまとめると、総務省経済産業省からのメッセージは、以下のような感じになります。

  • 悪い会社を取り締まるための法改正なので、まじめにやっている会社は安心して下さい
  • 迷惑メールが対象なので、メールを出す際は、迷惑メールと受け取られないように気をつけましょう

細かいことに過敏になる必要はありません。

それから、チュートリアルの資料ですが、オプトインの記録保存に関し間違いがありました。以下のように訂正してお詫びします。

  • 誤)最初のメールを送った日の1ヶ月/3年後まで
  • 正)最初の広告メールを送った日から、最後に広告メールを送った日の1ヶ月/3年後まで

つまり、広告メールを送り続ける限り無限です。資料は更新しておき直しました。